十六夜の幸せさがし

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zoom RSS 十六夜の日に拾った仔猫。

  作成日時 : 2012/10/04 00:00   >>

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 10月1日の午後、職場である病院の敷地で、車道に迷い出ようとしていた一匹の仔猫を保護しました。

 保護当時、仔猫の両目は目ヤニで完全に塞がっていて、何も見えていない状態のようでした。

 やむを得ない状況で保護はしましたが、場所が病院ということもあって建物の中には入れられないため、ともかく急遽用意した空きダンボールに寝かせて様子を見ることにしました。

 閉じていた目をホウ酸水で洗ってみましたが、左目は白濁がひどく、右目がかろうじて開いた程度でした。

 明らかな皮膚病の所見もあったため、仕事が終わった後、遅くまで診療しているという動物病院を訪ねました。

 仔猫の状態は、予想以上に深刻なものでした。

 ・猫カリシウイルス感染症
 ・猫鼻気管炎ウイルス感染症
 ・コクシジウム症
 ・疥癬
 ・おそらく耳ダニも

 発育不良があるので正確なところはわかりませんが、先生の診断ではおそらく生後1ヶ月から1ヶ月半の間くらいの女の子ではないかということでした。

 身体が小さいので全ての病気を一度に治療することは難しいため、ともかく命に関わるものから優先的に治療を始めることになりました。
 両目に点眼薬を1日3回。
 食後に水薬の内服を1日1回。
 回復期用の高栄養のキャットフードを1日3回。(与える前に、レンジで10秒ほど加熱する)

 疥癬の治療にはフロントラインを使用し、これを週に1度の間隔で3週間ほど繰り返す必要があるそうです。



 当夜は自宅に連れて帰りましたが、我が家には高齢で病気持ちの室内犬がいるため、他の動物は飼えません。
 ともかく拝み倒して一晩だけ玄関先を借り、翌日は再び職場に連れて帰りました。

 仕事の合間をぬって餌やりやトイレの掃除、まだ小さいので急変などあっては困るので、ほぼ1時間に1度くらいは様子を見に行きました。
 話を聞いた他の職員さんも覗きには来てくれるのですが、具体的に何かを手伝ってもらえるまでには至りません。
 疥癬が判明したので、ニンゲンの患者さんへの感染があっても大変です。
 小学生ではありませんが、職場のエライ方々にバレないよう、ひとけの少ない粗大ゴミ置き場の片隅にこっそり箱を置きました。

 二日目の夜は、餌をあげた後、眠ったのを確認して離れ形式になっている会議室に置かせてもらいました。
 が、ここも病院の所有には変わりありませんので、毎日お願いするわけにはいきません。
 他に寝かせておける場所もなく、三日目からはカイロを入れて夜だけ自分の車の中に置くつもりでいました。

 仕事を抜けて餌の準備をしたり、あれこれ世話をしたりするのも、部署の他のメンバーに迷惑をかけることになっているので、毎日続けば申し訳ない気持ちになります。
 業界事情なのですが、病院関係は月初めから10日までは診療報酬の請求業務で、まさに猫の手も借りたいほどの忙しさになります。
 
 夜、布団に入って今後の彼女の先行きを考えると、普段はいつでもどこでも眠れる私がいつまで経っても寝付けません。
 悶々としたまま朝を迎え、さすがにこのままでは共倒れになってしまうと動物ボランティアさんを探しました。

 ボイスオブアニマルズさんは、宇部市や山陽小野田市を中心に活動されていらっしゃる動物愛護団体です。
 HPにあった連絡先に電話をかけて事情を話すと、こちらでは猫の預かりはしていないが、動物病院に預かってもらう方法があるから、お互いに頑張って当たってみましょうとアドバイスしてくださいました。

 既に夕方6時半を回っていましたが、職場から下関市内の動物病院に電話をかけ、事情を説明して仔猫を預かっていただけないか相談してみました。
 5つの病院に連絡しましたが、3軒には「ウチはそういうのやってないから」とあっさり断られてしまいました。
 1軒は留守番電話で、残りの1軒は先生が直接電話に出てくださり、診療時間は終わっていたにも関わらず、親身に話を聞いてくださいました。
 遅い時間だったのですが、今夜の寝場所がないため車内でやすませるという話をしたところ、それはあまり可哀想だから今から連れてきなさいと裏口を開けて待っていてくださいました。

 大柄で、ちょっとつっけんどんな喋り方をされる先生だったのでビクビクしながら伺ったのですが、仔猫を抱き上げたり語りかけたりする姿はとても優しくて、病気のことも資料をカラーコピーしてそれにマーカーを引きながら丁寧に説明してくださいました。
 一番みっともないので絶対にやらないぞと決めていたのですが、安心したのと、信頼できる相談相手に出会えたのと、そういう諸々が重なって、情けなく半ベソをかいてしまいました。

 薄給の身で、入院にかかる費用は決して安いものではありません。
 ですが、何かの縁で出会った命ならば、自分にできることは頑張ってしてみようと決心しました。

 先にも書きましたが、我が家には老犬がおり、さらに家族のひとりが大の猫嫌いなため、どう頑張っても一緒に暮すことはできません。
 まだまだ治療は始まったばかりで、これから先、果たして彼女の未来がどんな形に広がってゆくのかも未知数です。
 治療中は新しい飼い主さんを探すイベントに参加することも難しいようです。

 ですが、願わくは、病気をきちんと治して元気になり、愛情を注いで世話してくださる里親さんの元へもらわれてくれることを心から望んでいますし、そうできるよう頑張るつもりです。
 これから、時間が許す限り彼女の近況をご報告させていただきたいと思っております。

 今日のところは画像もなく飾り気のない記事ですが、今後も十六夜の日に拾った仔猫の成長を応援していただけたら幸いです!

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